【尾牙、年終獎金】一年で一番盛り上がる台湾の旧正月

台湾style

 

皆さんこんにちは。

今回は台湾の旧正月についてご紹介します。この旧正月の時期は、尾牙wěi yá(忘年会)、年終獎金niánzhōng jiǎngjīn(ボーナス)といったイベントもあり、台湾人が一年で最も盛り上がる最も重要な時期なんです。

今回はこれらもあわせてご紹介したいと思います。

旧正月の習慣と過ごし方

画像引用:LovePik

台湾は中国と同じように旧正月を祝う文化で、毎年この時期には大型連休があります。連休は実家に帰ったり親戚と集まって、麻雀をしたりテレビをみたりして過ごすのが一般的です。

台湾では旧正月のことを「農曆過年nónglì guònián」と呼びます。大晦日は「除夕chúxì」、元旦は「初一chū yī」、そのあとは「初二」「初三」と続いていきます。

数週間前から、街では「年貨大街Niánhuò dàjiē」と言って、正月に向けて食材やお菓子などを大量に売り出しはじめ、一大イベントの雰囲気が伝わってきます。

 

ちなみに2020年の旧正月休みは1/241/30ですが、一部の人は1/182/2の間で有給をとって連休を長くとるようです

 



除夕の過ごし方

大みそかに該当する日です。

一般的には「鶏肉」や「魚」を食べます。(と同音の言葉から縁起がいいとされています)

他には「湯圓tāngyuán」がよく食べられます。

画像引用:LovePik

【除夕】台湾の大晦日はどのように過ごすか?伝統的な習慣について。

 

初一(元旦)の過ごし方

元旦のこの日は家で過ごすか、あまり遠出はせずに近くにお参りに行くことが多いです。また、新しい服を着たり、爆竹を鳴らしたりして新年の運気を上げます。

【初一】台湾の元旦はどのように過ごすか?やってはいけないこともある。

 

初二【回娘家】の過ごし方

この日は「回娘家huí niángjiā」と言われ、「娘たちが実家に帰る日」とされています。旧正月期間を通して帰省しない女性も、この日だけは帰ることが多いです。伝統的に初一ではなく、この初二に帰る習慣とされています。このときお土産か紅包を親に渡します。

【初二】台湾の正月2日目(回娘家)はどのように過ごすか?なぜ初二に帰省するのか?

 

紅包(お年玉)

画像引用:LovePik

台湾には「紅包」と呼ばれる、日本のお年玉に相当する文化があります。

通常は大人が子供に渡しますが、経済力のある若者が親に渡すのも一般的です。

金額は6006000元が一般的で、68が縁起の良い数字とされています。

6=溜、8=發、同音の言葉から縁起が良いとされています)

 

尾牙(忘年会)

画像引用:LovePik

旧正月連休前には「尾牙wěi yá」とよばれる忘年会があります。これが日本の忘年会とは違って各会社で結構壮大に行われたりします。

台湾の忘年会は、経営者が従業員を労ってやるもので、当然従業員は一銭も出す必要がなく、全て会社普段で行います。

どれくらい壮大かというと、毎年ニュースにも出ています。

こちらは従業員4000人の大企業で、展示会場を借りて400テーブル並べて、コンサートばりに開催してます。景品には5台の車もあって、賞金はトータルで1400万元とのこと。

芸能人を読んでショーを開いたりする会社もあります。

普通の中小企業であれば、ホテルやレストランのバンケットホールや個室を借りて、ビンゴ大会をやったりします。景品は現金20000元や往復航空券であったり、結構いいものも多いです。さらに管理職の人たちが自腹をきってビンゴの景品に現金を追加したりもします。

台湾の忘年会は従業員がその会社で今後も働いていくかを見定める一つの大きな要素にもなります。当然ケチなオーナーの会社もありますので、忘年会きっかけで従業員がやる気を失くすなんてことも往々にしてあります。

日本の忘年会とは比べ物にならないですね。

 



年終獎金(ボーナス)

またこの時期には「年終獎金」いわゆるボーナスが出るので、かなり浮かれた時期になります。通常は尾牙と同じぐらいの、連休に入る1週間前ぐらいの時期に配布されます。

会社に寄り様々ですが普通は2か月分ぐらい出ます。儲かっている会社は6か月や8か月分出る会社もありますがそれはごく一部で、逆に全くでない会社もあります。

チャイナエアラインでは、2020年は元々ボーナスなしの予定だったところを、1.2万元支給しさらに基本給700元アップしたようです。これは従業員にとっても厳しいですね。同業のエバー航空は2.5か月出たようですが、それでも前年より4か月分減ったそうです。

このほかに、台湾では元々年俸額を決めて、14日ヵ月で割って給与支給する(つまりボーナスを2か月で固定する)会社も多いです。求人募集の福利厚生に「年終獎金」と記載されていることも多く、台湾人にとって非常に重要なものです。